働くお母さんが走るブログ

運動経験ゼロの経産婦が静岡マラソン2015で悲願のサブ4を達成(3時間46分1秒)。柴又100を完走してウルトラの母になりました(12時間1分35秒)。走っても痩せないのは仕様です(15年3月10日「働くお母さんがサブ4を目指して走るブログ」を改題)

【その5】苦しい状況を「楽しむ勇気」(サイン入りBUFF最高すぎる)〜第5回サンスポ古河はなももマラソンレースレポ

 (前回まで→【その4】「激沈」たちのエール交換と25kmまで〜第5回サンスポ古河はなももマラソンレースレポ

 

今回はジェルを持って走ったので、給食はあまり摂りませんでした。

 

ていうか、古河のエイドにあるの、アーモンドチョコとかビスケットとか。

レース中に。

口の水分が。

あなた。

(でもアーモンドチョコ食べたよ! 美味しかった! アーモンドの皮が口に残るけど!!)

(場所によってはバナナやトマトもありました)

 

事前に「 28kmくらいのエイドのあんぱんがおいしい」と聞いていたので、それだけは忘れずに食べるつもりで走っていました。パンが好きだからです。

 

あんぱん、フルマラソンのエイドでよく見るよね。

小さいあんぱん(ヤマザキの薄皮シリーズ的なやつ)を4分の1くらいにカットしたやつ。ひと口で食べられるランナーにやさしいやつ。

あんぱんがあると嬉しいよね。

 

 あ! あそこで配ってる!

あんぱん私にもくださ...

 

え?

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丸ごと1個かよ!

(古河はなももマラソンのサービス精神!!)

 

ちょっ、これ...!

 

差し出されるままに受け取ったものの、どうしていいかわからず、動揺して、一瞬立ち止まりましたよね。

 

【状況説明】

・ひと口で食べるのはまず無理

・あんぱん好きだけど、あんぱんでタイムロスしたくない

・左手に紙コップ持って右手にあんぱん持って走る? 無理だろ。

 

とりあえず水を飲み干して紙コップをゴミ箱に捨て、走りながらあんぱんをちぎり、ひと口ずつ、水なしで食べました。

(歯にあずきの皮がめっちゃ張り付いた! つぶあんだね!!)

(でも美味しかったよ! 次に出たときも食べるから!)

 

26~30km(公式ラップ 26分24秒 5'16/km)

手元の時計 5’13 / 5'11 / 5'33 / 5'05 / 5'13

 

3つ目のラップはあんぱんトラップ、次のラップはそれを取り戻すべくがんばってしまった結果の5'05です。

 

30kmの看板を視界にとらえ、ペースチャートを広げました。

5'20秒ペースの30kmは2時間40分。グロスタイムだと12時40分。

 

(もうここまで来た…)

(どこからスパートをかけようか…)

 

30kmからだと...12.195km。長いな。

ここは慎重に32kmからじりじりと上げて...37kmからの5kmタイムトライアルで行こう。

 

 通過時刻は12時39分。

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あと2kmはガマン、32kmから。

 

と、言い聞かせながら計測マットを踏んだはずなのに、30kmの看板の横を通り過ぎた瞬間、ふわっと身体が軽くなったような気がしました。

あと、脳の中に変な汁が「ドバッ」とあふれ出す感覚があった。

 

ここから上げていけるイメージしかない。

撃沈したってどうせ12km。行こう。

 

行こう、といっても最後まで手堅いレースをしたいので(激沈Tなのに)、ギアをゆるーく入れるイメージで。

 

1km当たり5秒くらいのペースアップでしたが、30kmを過ぎてペースが落ちているランナーも多く、コース上のランナーがどんどん後ろに流れていくような感覚でした。

視界だけで言うとキロ4分30秒くらいで走っているイメージ。

 

ああっ、楽しい!!

 

思い出した。私のフルマラソンはここから!!

 

31~35km(公式ラップ 25分59秒 5'11/km) 

手元の時計 5'04 / 5'08 / 5'12 / 5'05 / 5'05

 ※33kmのエイドでワンセコンドHCA(カフェイン100mg含有)を摂取したものと思われる。

 

30kmまでのただラップを刻んでいく作業も嫌いではないけれど、何も考えずに「体感で押していけそうなペース」で押していく時間の開放感ったら。

 

35kmを過ぎるとさすがに呼吸が苦しくなってきたので、首に巻いたBUFFに手を当てました。

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↑このBUFF。

 

これまで辛い場面では私の敬愛してやまない鏑木さん、略して「私の鏑木さん」をリスペクトして「俺は鏑木毅だ!」と自分を奮い立たせる作戦を立ててきたものの、ぶっちゃけ、いまいち効果がなかった。

根が真面目なので(私、鏑木毅じゃないし...)ってなるんですよね。

 

サイン入りBUFFを身につける作戦はもう最高でした。最高。手を伸ばせば私の(敬愛してやまない)鏑木さんの直筆サインがある!!! 「楽しむ勇気」って書いてる!!

テンション上がる!!!

 

そうなんです。鏑木さんのサインは、お名前の横に座右の銘である「楽しむ勇気」という言葉が書かれています。

 

どんなに苦しくても究極的には「遊び」。向き合う地獄も日常ではめったに経験できない「楽しい時間」なのだから、勇気を持って突っ込んでいくこと。

 

そうなんだよ。遊びなんだから。

 

36~40km(公式ラップ 25分38秒 5'07/km)

5'28 / 5'00 / 4'55 / 5'06 / 5'00

(36kmはエイドで水をかぶっていたものと思われる)

 

40kmに近づくにつれて「ぜんぜん暗算できないけどすげーがんばったら3時間40分切れるんじゃねえ~~~?」という欲がむくむく湧いてきて、残りカスしか残っていない気力(あと呼吸筋)を振り絞って肘を引いていました。

 

キロ5に近づくと肺が苦しすぎて、呻くような声を絞り出しながら呼吸していたので周りを走っていた人は不気味だったよねごめんね!!!(なりふりかまっていられなかったんです!!)

 

ここに戻ってくるまで1年かかった。

1年間やりたくてもできなかった。あと10分くらいどうにでもなるだろ!!

 

40kmからもう一段。酸素が足りない。頭の中が白くなる。あごが上がる。目を開けれていられない。苦しい。ねばれ...。

 

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41kmの看板を通り過ぎた先がぐねぐね曲がらされた挙句に競技場内を半周くらいさせられて一向にフィニッシュゲートが見えてこないし「鬼畜の所業!!!!」と泣きながらトラックを蹴り上げてようやくフィニッシュ!!!

 

41~ゴールまで(公式ラップ 11分8秒 5'04/km)

手元の時計 4’55 / 5'02 / 2'45(570m、4'49/km)

 

 40分カットまで30秒だったかー!!

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でも、フルマラソン、ちゃんと走れた…!

 

普段そんなことしないのに、フィニッシュゲートを振り返り、一礼しました。

 

今季は秋のレースを肉離れでパスして、特にこの一ヶ月、具体的に青梅の後、ブログには書かなかったけど、くよくよ悩んでいました。

 

(やはり脚作りのためにはとりあえず走ってみるべきだったのでは…)

(レースの感覚が1年も空いて「勝負勘」みたいなものは消えてしまわないのか…)

 

でもあのぐんまをDNSしたからこそ、今日こんなに良いコンディションで走れたんだ、勇気を持って棄権してよかった、あの決断は正しかったと心から思えました(すべては結果論なんですけどね)

 

あー! 楽しかった!!

やっぱり私はフルマラソンが大好き!!

 

 

 あとは次回に「まとめ」を書いて、レースレポを終わります。

 

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