働くお母さんが走るブログ

運動経験ゼロの経産婦が静岡マラソン2015で悲願のサブ4を達成(3時間46分1秒)。柴又100を完走してウルトラの母になりました(12時間1分35秒)。走っても痩せないのは仕様です(15年3月10日「働くお母さんがサブ4を目指して走るブログ」を改題)

東京オリンピックに向けた「アスリート・観客にやさしい道の検討会」

たまには真面目な記事も書く。

 


国交省のHPで「アスリート・観客にやさしい道の検討会」というページを見つけました。

2020年のオリンピック・パラリンピック東京大会に向け、アスリート・観客への暑熱対策と快適な環境を提供するための取組みについて、「道路」の観点から検討しているそうです。

委員には、陸連の専務理事や大会組織委員会の施設整備調整局長、東京都建設局長などの関係者に加え、なぜか我らが瀬古利彦さんも(なぜ瀬古さん)。

 

 

東京で8月にマラソンなんか無理だろ、と、市民ランナーの誰もが思っているこの問題。

7月の検討会では、取組みの方向性の骨子案が公表されていました(あくまで「道路」の話です)。

 

 

【骨子案の概要】

1.アスリート・観客にやさしい道づくりに向けた留意点

・路面温度上昇抑制機能を有する舗装(保水性舗装、遮熱性舗装の検討)

・緑陰の形成

・関係機関と連携した休憩施設の設置や気象情報の提供など

 

2.路面温度上昇抑制機能を有する舗装の検証結果

・保水性舗装(アスファルトの空隙に保水材を入れ気化熱で温度を下げる)、遮熱性舗装(アスファルトの上に遮熱材を塗装する)ともに一定の効果を確認。

・保水性舗装は散水の有無・量によって効果が異なる。

・散水は路面温度の低減に効果があり、また日陰の形成により路面・道路空間の温度低減効果があった。

 

3.アスリート・観客にやさしい道の整備に向けた課題と方向性

・散水しなくても効果が発現する遮熱性舗装を積極的に採用するが、継続的に散水が実施できる地区では保水性舗装を選択。

(真面目な文章に疲れた)

・超がんばって木を大きくしたりして道に日陰を作る

・壁面とか屋上とかを緑化して、温度を下げる!!

・どんな組み合わせがいいかしっかり考えて、オリンピックの後もずーっと効果があるようにがんばる!!

 

(骨子案のPDF→http://www.mlit.go.jp/road/ir/ir-council/2020tokyo/pdf03/4.pdf

(検討会の流れと、これまでの指摘事項のPDF→http://www.mlit.go.jp/road/ir/ir-council/2020tokyo/pdf03/2.pdf

 

議事録も、公開されている範囲でざっと読んでみました。

 

路面を冷やすことは重要ですが、道路の温度を下げるための散水も、中途半端なミストや打ち水では、湿度が上がって逆効果になってしまうようです。また、適正量を散水する場合には、道路の水はけをよくして、競技中に滑らないような配慮も必要になります。暑さだけでなく急な雷雨への対応も検討課題として挙げられていました。


熱中症に関しては、選手だけでなく観客にもリスクがあります。特に、高齢者や暑さに慣れていない海外の観光客などを想定した対策が求められます。

観客が休憩する場所や、気温などの情報提供、選手の通過予測などを公開することで「自分の疲れを自分でコントールできる」しくみが必要ではないかと議論されていました。

折り返しコースになった場合、観客の待ち時間が長くなるという問題もあります。期間中に、観客席を整備したり、屋根をつけるなどの配慮も検討されているようです。


パラリンピックは開催が半月から1カ月くらい遅くなるので、オリンピックほどは暑くないのが通例です。とはいえ、高い湿度がネックになりそう。また、車椅子の場合は、散水で道路が濡れていると漕ぐ時に滑る等のハンドリングの問題もあるようです。


この検討会の本筋ではないのですが、マラソンの開始時間に関する言及もありました(コースや開始時間はまだ決まっていません)。

例えば7時半にスタートしても、その時点で30度を超えていて、ゴール時点では33~34度。「マラソンで走れるような環境ではない」(瀬古さん)という状況です。
瀬古さんによると「暑いところから涼しいところに行ったほうが楽。できれば5時、6時から8時くらい。30度くらいならまた大丈夫」とのこと。昼ぐらいにスタートするのが最悪、ということでしたが、あまりに早い時間帯だと観客が集まれないという問題もあるようです。

9月に第4回の検討会が開かれて、取組みの方向性がまとめられるそうです(だいたい骨子案と同じになると思われます)。

 

我々市民ランナーが道路ど真ん中のオリンピックマラソンコースを走ることはありませんが、「観客に過ごしやすい道」が整備されて、緑化で街が涼しくなったり、街路樹の日陰が増えたりすれば、真夏のジョギングも快適になりそう。


頑張れ国交省! 頑張れ東京都!

ちなみにサラリーマンとしては、早朝か深夜にやってもらったほうがリアルタイムで観戦出来るから嬉しいぞ!!! 

土日だと沿道に行けるからもっと嬉しいぞ!!(頼むな!)

(立候補段階の資料だと男女とも日曜開催だった!! このままで頼むな!!!)

 

 

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