働くお母さんが走るブログ

運動経験ゼロの経産婦が静岡マラソン2015で悲願のサブ4を達成(3時間46分1秒)。柴又100を完走してウルトラの母になりました(12時間1分35秒)。走っても痩せないのは仕様です(15年3月10日「働くお母さんがサブ4を目指して走るブログ」を改題)

【その4】湯のまち飯坂・茂庭っ湖マラソン〜あとはゴールへ一直線!

 
 
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何度見てもお水がない。
 
えー!
例年にない陽気で、予報されてた雨も降らなくて、補給予想量を上回ってしまったんでしょうね…。
 
実は、この給水所の次の給水所も、この給水所なんです。この給水所を下った先に第2折り返しがあるから、折り返して上ってきた先にあるのも、この給水所。
ここまで全ての給水所で水かスポーツドリンクを飲んできたのに、このままでは最大で2カ所、給水を飛ばすことになってしまいます。
 
えー! 
水がなかったらショッツ飲めないじゃん!
(ジェルに関するトラウマはこちらの「給食どころじゃなかった」につづってあります:【その4】甲州フルーツマラソン完走記~補給、雑感、反省点 - 働くお母さんがサブ4を目指して走るブログ
 
 
軽くパニックになり「どうしよう…」と足を緩めながら走っていたら、ジャンパーを着た給水スタッフの人が「ありえないよねえ」ってヒソヒソ話してて、おそらく給水の不備のことだと思うんですけど、参加者として、私は思いました。
 
ありえない?
それは、こっちの、セリフじゃーーーー!!!!


と、心のなかで、叫びます…。
 
水がない悲しみを怒りではなく走りのエネルギーに変え、とりあえず第2折り返しまで下って行くと、折り返し地点のスタッフに「水がないんだけど!!」と食ってかかっているランナーの姿も。
スタッフの方は「いま運んでます」って話してたけど、私が戻るまでに間に合うかなあとハラハラして上って行ったら、
 
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お水が届いていた! よかったー!! ホッとした!!
ありがとう、ありがとう、お水を運んでくれた命の恩人!!
 
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そして頼みますショッツさま。
ショッツのカプチーノ味の最大の特徴は80mgのカフェイン。濃いコーヒー1杯分だそうです。気合が入りそう。この為に一週間前からカフェイン断ちして、最大限に効果を発揮できるよう準備してきたのです。だから飲む、食感はつらいけど覚悟して飲む、飲むんだ!!(これくらい覚悟を決めないと封を切れないくらいトラウマ)。
 
給水所手前で息を止めて口に含んでから、一瞬ためらって鼻から息を吸ったら、あら、思ったよりいける!!
これはぬるくてもそこそこ美味しい!! 嬉しい誤算!!
 
カプチーノ味といっても甘いので「コーヒー味のキャラメルを噛んでいたら口の中でなくなる寸前」というイメージで、口の中にねっとり広がっても違和感のない味だったので脳が素直に受入れてくれました。
水で流し込んで口の中を綺麗にしてから、また走り出します。
 
この給水所の少し手前、先ほどの第2折り返しを過ぎてから、徐々に歩いているランナーが増えていました。傾斜がゆるいとは言え、上り坂ですから気持ちは分かります。
この給水所は給食も出しているので(アンパン、クリームパン等がありました)、立ち止まって走り出せなくなったと思われるランナーや、バテてスピードが極端に落ちているランナーが目に留まるように。
 
おお、これがフルマラソン35kmの壁か。
上り坂を前に、ごぼう抜きのチャンスです。
35km地点、腿は重いけれど、痛い場所はどこにもありません。サブ4.5達成は見えていますから、あとはどれくらい縮められるかの勝負。
 
実は中盤、キロ6分台が続いたときに、男性ランナーに続々と抜かれて悔しい思いをしたのです。あの鬱憤を晴らしたい。
折り返しコースだからこの先の起伏も分かっているし、何より最後は長い下り坂ですからこれ以上足を温存する必要もありません。遠慮なく、スパートをかけましょう。
※全力で走り始めたのでこれ以降は写真なしです。
 
 15kmくらいで私を抜いていったオレンジTシャツのランナーに追いついて抜き、20kmくらいで一度は遠くに見えなくなった楽天ユニフォームのランナーを抜き、10kmくらいで抜かれた声がやたら大きいエンジ色のTシャツのランナーもつかまえたぞ!!(恨みは忘れないタイプ)
 
きゃー!! 気持ちいい!!!
アドレナリン噴出!!!
 
カフェイン効果なのか、まだまだ足は動きます。
ダム湖駐車場からダムの堤防の上を渡って対岸が40km。FからGへ向かいます。
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40kmの表示を見た時は「ようやくここまで来た!」と、こみ上げてくるものがありました。
残り2.195km。
あとはフィニッシュへ一直線です。
 
手元の時計を見ると、タイムの更新は微妙なところ。ここからは長い下り坂で、標高差100mの距離を、往路とは違うルートで2km弱駆け下ります。
 
起伏の多いコースを走るとトレランの経験が生きてきますね。下りのコツは、怖がらずに前傾を維持すること。足にダメージを残さないように歩幅を狭くしてリズムを速く、勢いを殺さず一気に走ります。
 
フルマラソンコース終盤の長い長い下り坂を、ジェットコースターのように駆け下りる快感。これは何事にも代え難い貴重な経験でした。
 
このコース設定最高じゃないか!! 考えた人を胴上げしたい!!
 
地図のG地点をくるりと旋回して、あとはゴールへ全力疾走するだけです。ゴールまでの直線で何人か抜き、見えてきた時計の表示は4時間12分台。沿道からの「あと200m!」の掛け声に最後の力を振りしぼってあと一人抜き、ゴールテープを切って走り抜けました。
 
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勢いで走り抜け過ぎてゴールが遠くに。
福島市の観光キャラクター「ももりん」が迎えてくれました。
 
終わったー!
 
ゴールすると女子高校生スタッフから参加賞の大判バスタオルをかけてもらえます。そのままベンチに誘導され、また女子高校生スタッフがシューズの計測チップを外してくれます。若さが眩しい!
 
(こんな若さでマラソン大会のボランティアなんて本当に偉いなあ、娘もこんな女子高校生に育って欲しいな…)とぼんやり立ち上がり、ふらふらと歩いて完走証を発行してもらいます。
 
PBベストは東京マラソン2014の4時間15分26秒。
東京マラソンよりコースは過酷だったけど、さらに暑くて走りにくかったけど、去年より練習したし、更新できたよね…。
 
プリンターが吐き出した完走証を恐る恐る受け取ると、
 
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2分15秒更新。
ほっとしました。
 
スプリット。
 
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40kmで世界記録出てるぅ!(GPSが…)
最後の5kmはスピードが出て本当に楽しかったです。
 
記録証といっしょに、日帰り温泉の割引券と、きのこ汁引換券が貰えます。
きのこ汁も高校生がよそって渡してくれます。あ・ありがてぇ…
 
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 しみる。
食事用の椅子が空いていなかったのでトイレに挟まれたベンチで頂きましたが紅葉を眺めながらトイレが視界に入らないようにしたので問題ありません…。
 
更衣室のバスに戻り、バスの近くにいたスタッフの方に写真をお願いしてパチリ。記録更新に満足の笑みを浮かべるくろいわ。
 
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(脚が太かったので脚と顔にモザイクをかけようとしたら、私のアプリでは一カ所にしかモザイクをかけられないらしく、面倒なので全体を覆いました)。
 
今季初マラソン、湯のまち飯坂・茂庭っ湖マラソンは、美しい紅葉とアップダウンの多いタフなコース、ご褒美のように待ち構える終盤の下りの気持ち良さなど、思い出深いレースになりました。
また出たい!
 
次回は雑感や暑さ対策などについて書きますので、今しばらくお付き合い頂ければ幸いです。
 
 
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