働くお母さんが走るブログ

運動経験ゼロの経産婦が静岡マラソン2015で悲願のサブ4を達成(3時間46分1秒)。柴又100を完走してウルトラの母になりました(12時間1分35秒)。走っても痩せないのは仕様です(15年3月10日「働くお母さんがサブ4を目指して走るブログ」を改題)

【前編】執念のアルプス越えを目指せ!母娘ふたり登山

※ただしアルプスは鎌倉アルプスとし、且つ徒歩で越えるものとする。

 

参考:三浦アルプスを越えられなかった悲しい思い出

【前編】アルプスを越えろ!激走約11マイル - 働くお母さんがサブ4を目指して走るブログ

【後編】アルプスを越えろ!激走11マイル - 働くお母さんがサブ4を目指して走るブログ

 

9月27日-28日の土日、諸事情で娘と2人きりでした。初日は近所の公園でお茶を濁したものの、「アナと雪の女王」ごっこに延々とつき合わされ、公園で「ありのままで」を歌わされ、私は人生の意味とかあまり考えないほうですが午後3時ごろ天啓に打たれたように「私は32歳にもなって公園でアナ王女になりきって『雪だるまつくろう』を繰り返し歌わされるために生まれてきたんじゃない…!(エルサになりきった娘が「アナ、あちいって!」と言いたいがためだけに)」と強く感じたので、自分の土俵に持ち込むことにしました。

 

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躍動感あふれるエルサ。朝から晩までずっとこんな感じ。左下は氷の城を建てている場面で、右下は水をまきながら「氷の階段を作ってるところね!」。

 

子連れでランニングはできません。大会も近いしトレーニングも兼ねて山に行きたい。でも山歩き未経験の4歳、ちょっと歩くとすぐ「つかれたー、だっこー、おかしー」とゴネるこの幼児と2人で山なんて行けるのだろうか…。

先日購入した「子どもとはじめる日帰りハイキング」をめくると、

近場では鎌倉の天園ハイキングコースが紹介されていました。

あっ、天園ハイキングコース知ってる! 行ったことないけど知ってるよ!! 別名「鎌倉アルプス」でしょ!! アルプス!! このアルプスならさすがに越えられるだろ!

 

「娘ちゃん、明日はママと一緒にお山に行こう! アルプスを越えようよ」

勢い込んで娘を誘うと、

「お山ぁ?娘ちゃん、下が土になってるの、好きじゃないんだよねえ。すべるでしょ?あと、お山、つかれるし」

あまりにもつれない返事。

「お山に行くと沢山歩くから、疲れたら休憩してお菓子食べるんだよ」

「おかし!?」

「あと最後まで頑張って歩いたら、ご褒美にアイス食べようよ」

「アイス!いくいく!!」

食べ物で簡単に動く幼児期に山を仕込むのは案外大事かもしれない…。

 

 

本によると、転倒時の怪我防止のためにも子どもはザックを背負うべき、とのこと。保育園の登園バッグに万が一の娘の着替えとおやつを入れました。当初荷物を持つのはイヤだと不満気だったけど「後ろ向きに転んだときに頭を打たないように持つんだよ」と説明するとしぶしぶ承諾してくれました。(本当はノースフェイスのザックを持たせたくてショップに連れて行ったのに「ピンクじゃない!かわいくない!」と拒否して通りかかったサンリオで買わされた4000円のキラキラリュックです)

 

行程はこのサイトを参考にしました。

鎌倉アルプス(天園ハイキングコース)|山ガールのための山歩きガイド|山ガールネット 山とアウトドアファッションを愛する女子のための情報サイト

 

当日は9時30分ごろ北鎌倉に到着。「トイレいかなくていい!でない!」と言い張る幼児をなだめすかして駅のトイレに連れて行き(便座に座らせたら出る…)建長寺めざして出発です。

 さっそく見つけたススキで落ち葉がかぶる見知らぬお宅の階段をお掃除。

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進まない。。。

 

しかし先は長いので、機嫌良く歩いてくれる事が第一です。我慢。

線路沿いを抜けた鎌倉街道の歩道は2人が並べばいっぱいになるような横幅なので、後ろに追いつかれるたびに端に寄って譲りながら、手をつないでゆっくり歩きます。途中、綺麗な石を見つけたと言っては立ち止まって拾い、リンゴジュースを飲みたいと自動販売機にすがりついては止まり、

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ようやく建長寺に着いたのは10時、北鎌倉駅から30分かかりました。さきほどのサイトのコースタイムのちょうど倍、ランニングなら6分。覚悟してたとはいえ根気が要りそう。

 建長寺にお参りして、半僧坊へ続く階段を、ススキを持ってずんずん上ります。

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天狗がお出迎え。

 

半僧坊着は10時25分(コースタイム20分)。娘が張り切って階段を上ってくれたのでいいペース。何かのスイッチが入ったようです。

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心なしか立ち姿もキリッと。

 

展望台でお菓子を食べながらたっぷり10分休憩。チョコクッキーを食べつくそうとする娘に「全部食べたら後で休憩したときに食べるものがなくなっちゃうよ」と言い聞かせると「そっか!なくなっちゃうね!」と、とっても意外そうな顔をしていました。うちの子は大丈夫でしょうか。

荷物をしまい、天園ハイキングコースへ。

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まだまだ続く階段。

 

飛ばしすぎて疲れたらしい娘が階段に圧倒され「だっこ…」と口にしたので、言い終わる前に「木の実拾いながらいこっか!」と提案したら「ひろうひろう!」とやる気になってくれました。

 

どんな木の実も、

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見逃さず拾う。

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す、進まない。。。

 

石段が狭いので、後から来るハイカーに道を譲って追い抜いてもらいながら上へ上へ。

 

10時40分、勝上献展望台着。うっすら富士山が見えました。

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ここまでひたすら石段を登ってきましたが、ここを越えるとようやく山道らしい山道へ。

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私の求めていたトレイル!

 

さっそく娘が「娘ちゃん、こういう道きらいなんだよねぇ」と都会っ子発言。さらに、たまたま風もびゅうびゅう吹き荒れていたので「風さん、もうぜっこうだからね! やめてよー!」とご立腹でした。それでも、

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あっ!どんぐり!

 

木の実採集でご満悦。4歳児ちょろいな。

向かいからトレイルランナーが走ってきたら「あの人お山でトレーニングしてる! めっちゃすごいね! ぴょーんってとんだよ!」と大興奮。「ママもお山でトレーニングすることあるよ」と親の威厳の示そうとしたところ「ええ~」と懐疑的な目で見られてしまいました。分かるよ、ママ、あのトレイルランナーみたいに痩せてないからね(刺さる)。

 

娘が特に気に入ったのは岩場でした。土の道は必ず手を繋いで歩きますが、岩を見つけると走って行きます。

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段差の大きいところは怖がるので、勇気付けようと私が「こんな大きい岩場を越えられるなんて勇気あるね!」「足の置き方がとっても上手!バランス感覚いいよ!」「ママよりすごいんじゃない!」と絶賛してやる気スイッチを連打していたら、娘があきれたように「もー、ママと娘ちゃん、逆みたいじゃん」と。

「逆って、どういうこと?」

「だって岩を歩くの、ママより娘ちゃんのほうが上手になっちゃったじゃない? ふつう、逆だよねえ」

 

ぞ…

  

増長だ!!

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今は我慢…今は我慢…5年後くらいにトレランにつれてきてぶっちぎってやるから覚えておけよ…。

 

ロープ場の急な岩場の下りもありましたが、私が先に下りてサポートしながら途中まで自力で、残りは抱き下ろして事なきを得ました。

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この岩場では、素敵な思い出ができました。岩場の下にご夫婦と思しき40代のお二人連れがいたので、「お先にどうぞ」と促したところ、「おいでおいで」と手招きして下さいました。譲ってくれたのかな、と降りた姿を見届けて先に行かれたので、どうやら私たちが降りられなくて困ったら助けてくれようとしたみたいです。少し歩くとまた遭遇し「おいで」と手招きして下さり、何かと思えば、

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山栗を頂いた!

いがから出しているところも熱心に観察して娘も興奮。ありがとうございます!

 

山の人はみんな子連れに優しく(特に母ひとり子ひとりだと話しかけやすいのだと思う)「こんなちっちゃいのに凄いわねえ」「自分で荷物持って偉いねえ」「親子で登山なんていいわねえ」「どんぐりいっぱい拾えて良かったねえ」とチヤホヤチヤホヤされたおかげか、

 

「山登り、うちが思ってたよりめっちゃ楽しい! 土の道もすべらないし、きらいじゃなくなった!」

 

と嬉しいお言葉。さて、いつまで続くかが問題だ。

(山でお子さんを見かけた方はチヤホヤして頂けると親が助かります)

 

11時35分に大平山到着。

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40分のコースを1時間だから1.5倍。初山歩きにしてはまずまずでは。大好きな岩場を下り、とんびが飛び交う広場でお弁当を広げました。

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結構な岩場でした。
 

12時15分、大平山を出発。ゴルフ場に引っかかり、簡易トイレに立ち寄って、激坂を登り、さあ後半戦!

と思ったら。

茶屋を発見。

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あ、あれ…?

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早くもアイス休憩。

アイスを食べながら娘が「眠い」と不穏なことを言い出しています。

 

我々は、生き延びることができるか…

 

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