働くお母さんが走るブログ

運動経験ゼロの経産婦が静岡マラソン2015で悲願のサブ4を達成(3時間46分1秒)。柴又100を完走してウルトラの母になりました(12時間1分35秒)。走っても痩せないのは仕様です(15年3月10日「働くお母さんがサブ4を目指して走るブログ」を改題)

【前編】日本一遅い「東京マラソン2014」レポート

※すでに完走から半年経ちましたがサブ4を目指すきっかけになった東京マラソン2014の話をまとめておこうと思いましたがいろいろと鮮明に蘇ってきてしまい今回の記事ではまだ出走できません。

 

2014年2月21日、金曜日。

 

東京マラソンを2日後に控え、私は絶望していました。出張先から戻った夫が39度超の高熱を出し寝込んでしまったからです。

 

我が家の夫はとても風邪を引きやすく、さらに高熱を出しやすく、一度熱を出したら一晩で下がったためしがありません。年間発熱日数をカウントしたら4歳の娘より圧倒的に夫のほうが多い。それくらい弱い。

 

 

発熱する日も絶妙で、

・入籍に行く日(区役所の近くの鰻屋さんでお祝いしようねって話してたけど婚姻届を提出だけして帰ってきた、そして帰宅して新婚早々病人食を作った)

・私の昇進祝いの日(娘を夫に預けて出席する予定だったが夫の発熱で流れた)

・結婚記念日(結婚記念日だし娘と3人でイチゴ狩りに行ってランチしてお祝いしようねってキャッキャしてたら夫の発熱で流れた)

・私の初フルマラソンの日(2013年11月つくばマラソン。娘と留守を任せていたが、前日から体調が悪いと訴えがあり、完走後にも体調が悪化したとメールがあってとんぼ返り。私は初フルを走った足で帰宅後一度も座らずにうどんを作る羽目に)

 

そして今回、10倍の競争率を勝ち抜いて、1万円のエントリー料を支払い、ようやく出走権を得た市民ランナー憧れの大会・東京マラソンに発熱をぶつけてくるか、と。

(夫は頻繁に熱を出すのに生活習慣を改善する気が一切なく、しばしば夫婦の揉め事の種になっている話は長くなるので省略しますね☆)(ちなみに夫はこの週に2泊3日、翌週に3泊4日と出張が入ってて、夫と私は共働きで同業種なのに仕事のスケジュールは夫ばかりが優先されて私は日帰り出張すら夫からいい顔されなくてしばしば夫婦の揉め事の種になっている話も長くなるので省略しますね☆)(わあ☆ これまでの記事で一番「働くお母さん」っぽい内容)

 

我が家は完全核家族で頼れる親類が近くにいない上、朝の5時から(あるいは泊まり)で娘を預けられるような気心の知れたママ友もおりません。朝早すぎて自治体の日曜保育も開いていない。

しかし高熱の夫に娘を押し付けてマラソン大会に行くなんて、世間体が何より大事な私には荷が重い。どうしたものか。

出走と棄権を天秤にかけて、自分にとってどちらが重いか慎重に判断せねばなりません。

 

【問】

あなたが楽しみにしていた東京マラソン2日前に、子どもを任せる予定だった夫が熱で寝込んでしまいました。おそらく当日の日曜日まで熱は下がりません。家には4歳の娘がいます。あなたは朝5時に家を出るため預けるところもありません。この場合の正しい行動を答えなさい。

※夫は扁桃炎のため娘に感染する可能性はないものとする。

 

(1)棄権して夫の看病と娘の相手をする。

東京マラソンは競争率10倍。次はいつ当選できるか分からない。もしかしたらもう一生当たらないかもしれません。そうしたら私は夫に「あの時あなたが熱を出したせいで」とネチネチ言い続けて夫婦仲は悪化し仮面夫婦化、メールを通してしか意志の疎通ができない両親の姿は思春期を迎えた娘にも悪影響を与えるかもしれません。娘は家庭に憧れを抱くことができず生涯独身を貫くかもしれない。30歳になった娘に「そろそろ結婚しないの? あなた一人っ子だから心配で…」と聞いたら「お母さんたちみたいになりたくないし、私は絶対に結婚しない」と吐き捨てられてしまうかもしれない。そして老後の我が家には子どもも寄り付かず、熟年離婚後してペットの金魚だけが私の生きがいになる余生。

 

(2)出走を強行
→病人の夫を悪者にするよりも「夫に高熱があるのに娘を置いてマラソン大会に出た鬼嫁」って罵られた方が圧倒的に気が楽だし、仮に離婚を申し立てられても私には仕事もあるし女だから親権も取れるでしょう。貧しいながらも母子支えあい生活していたある日、娘に「何で離婚したの」と聞かれるかもしれない。理由を説明したら「そんな理由で!?」って呆れられつつ「私はそんな夫婦にならないしそもそも健康な人と結婚する」といってプロ野球選手(イチロークラス)と結婚して娘は幸せな人生を送る。

 

よし、(2)だ、出走だ!

どうせ離婚するなら悔いが残らない方を選ぶ!

 

22日土曜日に、娘を連れ出しがてら、神社に「夫の熱が下がりますように」とお参りしましたが、もちろんかなわず。

娘が退屈しないように運筆のドリルを用意し、DVDもツタヤで娘のリクエストするがままに借りてきました。問題は食事。

 

7時の開場に合わせて都庁に到着したいので、5時半には家を出なければなりません。

つまり4時半には起きて夫と娘の朝食と昼食のお弁当を用意する必要があると。

4時半起きが、低血圧の私のマラソン出走前の第0関門。

 

マラソン人口に女性が少ない理由の一端が、この辺にあるように思います。特にママランナーは調整事項が多すぎる。

 

離婚まで腹をくくることができれば、後は東京マラソンを楽しむだけです。ウキウキしながら「ソフトバンクホークスのレプリカユニフォーム着て走っちゃおうかな!」とタンスから引っ張り出しつつ、そんな浮かれた雰囲気はおくびにも出さずに神妙な顔でマラソン前日を過ごすのでした。

 

ちなみに病身の夫と置いていかれる事を知った4歳の娘はビビリ顔。「えっ、パパおねつだから、娘ちゃんがおりょうりしないと、いけないじゃん!」

親がいいかげんなので、責任感強く育ちました。お弁当作ってくから、大丈夫よ。

 

翌朝、第一関門の4時半起きを無事に成し遂げ、お弁当を置いて家を出ました。

あとの私にできることは、一秒でも速くゴールし、一本でも前の電車に乗れるよう頑張って走ってくることだけ!!
 

東京マラソン2014レポート本編へ続く。

 

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